-- 日本銀行の植田和男総裁は、エネルギー価格の上昇が大きな打撃をもたらしており、政策対応を非常に困難なものにしているとの見解を示したと、ブルームバーグニュースが金曜日に報じた。
G20財務相・中央銀行総裁会議終了後、ワシントンで記者団に対し、植田総裁は中東情勢がもたらす物価の上昇リスクと経済の下振れリスクとのバランスを取ることの難しさを強調した。
過去2回の利上げ前とは異なり、植田総裁は市場に備えさせるよう明確な示唆を送っていたが、4月28日の政策委員会決定を前に、金利に関する明確なシグナルを送るには至らなかったという。
総裁は、ショックがどの程度の期間続くかといった要因を踏まえ、2%のインフレ目標を達成するために最も適切な対応策を最終的に選択すると述べた。
総裁の慎重な発言は、政策決定会合がインフレ予測を上方修正する一方で、成長率予測を下方修正する可能性のある最新の経済予測を発表する直前に行われた。