英国規制当局、北海油田の廃止措置失敗でEnQuest傘下企業に罰金を科す
英国北海移行管理庁(NSTA)は木曜日、英国北海にある33基の休止油井の廃止措置を怠ったとして、エンクエスト・ヘザー社に総額1,650万ポンド(約2,220万ドル)の罰金を科したと発表した。 NSTAは、この措置は長期にわたる法令違反と度重なる警告を受けたものだと説明した。 罰金は、アルマ、ガリア、ブルーム、ドンズ油田に関連する4つのライセンス違反を対象としており、各ライセンス違反に対して50万ポンドの罰金が科される。これらの油田は2020年半ばから2021年初頭にかけて生産を停止したが、油井はそれ以来廃止措置が取られていない。 NSTAは、今回の措置は同社との長期にわたる協議を経て行われたもので、期限の複数回の遅延と延長要請があったと説明した。調査の結果、同社は油井の操業寿命終了後、閉鎖・放棄義務を先送りする戦略をとっていたことが判明した。 北海油田管理局(NSTA)は、2023年から2032年の間に業界が廃止措置に約270億ポンドを費やすと推定しており、これは北海油田の廃止措置にかかる総費用440億ポンドの半分以上を占める。このうち、坑井の閉鎖・放棄作業がほぼ半分を占める。 規制当局によると、既に約500の油井が廃止期限を過ぎており、さらに1,000以上の油井が2026年から2030年の間に廃止措置を必要とする見込みである。